日本ハム・清宮幸太郎 17日ぶり特大の9号ソロ「試合はまだまだここからです」逆襲の確信弾、8月7本目

＜日・楽＞4回、ソロを放つ清宮（撮影・高橋　茂夫）

　◇パ・リーグ　日本ハムー楽天（2024年8月28日　エスコンF）

　日本ハムの清宮幸太郎内野手（25）が28日、楽天戦（エスコンF）に「4番・左翼」で先発出場。4回に反撃の9号ソロを放った。

　先発の山崎が4回までに3本の本塁打を打たれ5点を追う展開で迎えた4回だった。先頭の浅間が二ゴロに倒れた後、相手先発右腕・内が投じた2球目の内角高めに入って来た124キロのスライダーを見逃さなかった。

　コンパクトに振り抜いた打球は右翼席上段へ一直線。打った瞬間の確信の一発に本拠に集結したファンは大歓声で4番を称えた。11日の西武戦（エスコンF）以来17日ぶりとなる会心の9号、8月7本目の一発に「スライダーにうまく対応することができました。点を取られたあとのイニングだったので、まずは1点ずつと思って打席に入りました。試合はまだまだここからです！」と逆転への意気込みを語った。

　続くレイエスも内が投じた5球目のスプリットを振り抜き左翼席ギリギリに飛び込む15号ソロ。20試合連続安打を決めると、続く上川畑が中前打、万波が遊ゴロに倒れた後に伏見が右前適時打を放ち、この回3点を返した。