フットサル日本代表の高橋健介新監督が再建へ抱負「主導権を握るフットサルをしていきたい」

都内で取材対応したフットサル日本代表の高橋監督（左）と、日本協会の影山技術委員長

　フットサル日本代表の新監督に7月に就任した高橋健介氏（42）が28日に都内で取材対応し、「主導権を握るフットサルをしていきたい。ボールを保持することだけではなく、相手が嫌がることをやり続けたい」と抱負を語った。

　日本代表は4月のアジア杯でグループリーグ敗退。来月開催のW杯出場を逃し、4年後に向けて新体制が発足した。高橋監督は26年アジア杯での「ベスト3」入りを当面の目標に掲げ、「代表チームのアイデンティティーである誇り、責任、覚悟、礼節、団結をピッチ上で表現して目標を達成したい。今は苦しい状況ですけれども、乗り越える姿を皆さんに見せることで、共感してもらえるチームになると思う」と再建に力を尽くしていくことを誓った。

　北海道出身の高橋監督は現役時代に日本代表として活躍。引退後はインドネシア代表を率いた実績があり、22年に日本代表コーチに就任した。来月のキルギス遠征が初陣となり、同国代表と国際親善試合2試合が予定されている。