日本ハム“最強4・5番”清宮特大9号＆レイエス2発も…山崎が移籍後最短KOで連勝止まる 12安打5点

＜日・楽＞2回、フランコに先制2ランを浴びた山崎（撮影・高橋　茂夫）

　◇パ・リーグ　日本ハム5ー9楽天（2024年8月28日　エスコンF）

　日本ハムが楽天に打ち込まれ連勝ストップ。今季最多貯金もお預けとなった。

　2年連続2桁勝利を懸け今季20度目の先発マウンドに上がった山崎がピリッとしなかった。0―0の2回にフランコに先制2ランを許すと、4回には阿部に2ラン、続く浅村にソロを浴び3発で5失点。結局4回70球を投げたところで今季最短での降板となった。

　打線は5点を追う4回に清宮が11日西武戦（エスコンF）以来17日ぶりとなる9号ソロで反撃。続くレイエスが20四阿連続安打を決める15号ソロ。さらに続く上川畑が中前打、万波が遊ゴロに倒れた後に伏見が右前適時打を放ち、この回3点を返した。

　5回にも1点を返したが、中継ぎ陣もピリッとせず。2番手でマウンドに上がった松浦が3―5の5回に守備のエラーも重なり3安打を浴び3失点（自責1）。6回にも3番手・山本が1点を失い点差は5点に広がった。

　8回にはレイエスがこの日2本目となる右翼席への弾丸16号ソロ。打線は12安打を放つも5得点止まり。5回までに山崎、松浦で失った8点が最後まで重くのしかかり連勝は2でストップ。13安打で9得点の相手に打ち負け、勝てば今季最多となる貯金14だったが、お預けとなった。