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オリ・舜平大 自己最速更新の“161キロ”計測に「手応えはありました」 中嶋監督も「本当によく…」

スポニチアネックス / 2024年8月28日 22時38分

<ソ・オ>7回、柳町を外野フライに抑えガッツポーズするオリックス・山下(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パ・リーグ オリックス4ー1ソフトバンク(2024年8月28日 長崎)

 オリックス・山下が7回2安打1失点の好投で、379日ぶりの白星を挙げた前回18日の日本ハム戦に続いて今季2勝目を手にした。

 「真っすぐ自体はよかったので。地方球場ですけど、手応えはありました」

 初回先頭の周東を空振り三振に仕留めた5球目が、場内表示は157キロ、テレビ中継は自己最速を1キロ更新する161キロを表示した。「(ガンが)地方球場ですけど、手応えはありました」。球威だけではなく、この日投じた103球のうち、約71%にあたる73球がストライクと制球も安定。昨夏の腰椎分離症からさらなる進化を求め、肉体強化を含めた試行錯誤を続けてきた剛腕は「原因がなかなかつかめなかったので、(球を操るまでに)時間がかかってしまったんですけど。怪我もありましたし、期間も空いたりしたので、なかなか難しいところもあったんですけど、いろんなことを試しながらまだやっている最中ではあるので。もっともっと上を目指したい」と貪欲に先を見据えた。

 4回先頭の栗原に先制ソロを浴びるも、続く4番・山川を中飛に打ち取り、5番の近藤から回をまたいで4者連続三振。「マチャドとかペルドモにも、自分の投球スタイル的にホームランの一発はしょうがないってことは常に言ってくれていて。それですぐに切り替えられました。次も山川さんで、引きずっていたらまたやられると思ったんで」。うまくいかない時期もアドバイスなどを欠かさず、寄り添ってくれた両助っ人の言葉も、失点直後に生きた。

 「1勝、2勝と積み上げられていることは間違いなくいい方向に来る。まだまだ迷惑かけた方が大きいと思うので、ちょっとずつチームに貢献していきたい」

 161キロについては「(ガンが)壊れてるでしょ」と一笑した中嶋監督も、「初めての球場、風といろいろ悪い条件がそろった中で、自分の真っすぐとカーブを操れていた。僕らが求めていたのはこういう形。(シーズン)後半ですけど、そこにつなげるために本当によく戻した」と称えていた。

   (阪井 日向)

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