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広島・床田 自己最多タイ11勝 「三度目の正直」で今季初の中日戦初勝利、バンテリンD4年ぶり白星

スポニチアネックス / 2024年8月29日 5時1分

<中・広>11勝目を挙げた床田は、スライリーと一緒に11勝ポーズ(撮影・椎名 航)

 ◇セ・リーグ 広島2ー1中日(2024年8月28日 バンテリンD)

 打球の直撃を受けても、痛恨の一撃を浴びても、動じなかった。広島先発・床田は、7回1/3を投げて1失点と粘りの投球を展開。7月31日DeNA戦以来で、自己最多タイの11勝目をつかんだ。

 「勝てる試合は、全部勝ちたいと思っている。今も(首位争いが)もつれているので、なんとか自分に勝ちが付かなくても、チームが勝てるようにできればいいかなと」

 そのマウンドは思わぬ一撃から始まった。初回先頭、岡林の打球を左膝付近に受けた。だが、何事もなかったかのような涼しい顔で投球を再開。「全然問題なく。自分の集中力不足だった」。危なげなく後続を断ち、立ち上がった。

 「あそこまで飛ぶとは思っていなかった。カウントがほしい中でやられました」

 痛恨の一撃を浴びても、冷静だった。2回先頭、カリステに2ボールからカウントを稼ぎに行った140キロ直球をバックスクリーンに叩き込まれた。だが引きずらない。「(意識は)変わっていないです。カリステの入りとかは変えようと思いましたけど」。4、7回の2打席は中飛、右飛と手玉に取った。

 最大のピンチと言えた6回1死一、三塁も4番・川越を遊ゴロ併殺に仕留め、勝利へ大きく前進。軸球とする直球、ツーシーム、カットボールにパーム、カーブを巧みに織り交ぜ、相手打線に凡打の山を築かせた。8回1死一塁、この日2安打を浴びていた岡林を迎えた場面で降板し、「8回は投げきりたかった」と悔しがった。

 負ければ首位陥落の危機があった一戦。勝負どころで、今季2戦2敗を喫していた中日相手に、3度目の正直で初勝利を挙げてみせた。敵地バンテリンドームでは20年10月30日以来4年ぶりの白星をマークし、チームの連敗ストップに貢献した「左のエース」。キャリアハイ、リーグ優勝…上だけを見据え、歩みを進める。

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