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阪神・近本 今季最長13戦連続安打でヤクルト青木に並ぶプロ6年目歴代2位の通算905安打

スポニチアネックス / 2024年8月29日 5時18分

<D・神>7回、阪神・近本は中前打を放つ(撮影・平嶋 理子)

 ◇セ・リーグ 阪神2ー3DeNA(2024年8月28日 横浜)

 阪神・近本が今季最長を更新する13試合連続安打をマークした。1―0の2回2死一塁、東の初球、外角カットボールを鮮やかに左前にはじき返した。1点を追う7回には1死一塁から外角低めのスライダーを中前打し、再び得点機を演出。どちらも後続が凡退し「得点にはつながらなかった」と、マルチ安打にも笑顔はなかった。

 

 「(東は)元々、外中心のピッチャー。要所要所でインコースに来るが分かっていても打てないのが東」

 特長を捉え、自身は難敵をきっちりと攻略。2安打を積み上げ、8月の月間打率は・392に上昇。月間安打数も38とし、3試合を残して早くも20年8月の自己最多に並んだ。猛虎のレジェンド・鳥谷敬が10年8月にマークした球団記録の43も、くっきりと見えてきた。

 通算でも905安打とし、プロ6年目での安打数で歴代2位の青木宣親(ヤクルト)に追いついた。トップの長嶋茂雄が持つ926安打まで、残り24試合で21本。虎の安打製造機が数々の歴史に名を刻むのは、時間の問題だ。(八木 勇磨)

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