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DeNA・東 粘りの11勝!被安打8も「死ぬ気で投げた」7回2失点 勝率5割復帰で3位・虎と1・5差

スポニチアネックス / 2024年8月29日 5時33分

<D・神>7回を投げ終えガッツポーズの東(撮影・島崎 忠彦)

 ◇セ・リーグ DeNA3-2阪神(2024年8月28日 横浜)

 最後に投じたのは、「伝家の宝刀」チェンジアップではなくスライダーだった。3―2の7回2死一、三塁。森下の力ない打球が中飛になると、DeNA・東は力強く拳を握った。「選択としては(スライダーで)良かった。結局フライで、こっちの勝ちということで」とうなずいた。

 105球を投じ、7回8安打2失点。昨年から31試合連続クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)はエースの証だ。三浦監督の「よく粘った」の称賛に、左腕は「この3連戦が天王山の覚悟を持って臨んでいる。死ぬ気で投げた」と熱い気持ちで応えた。

 昨季は16勝で「最多勝&最高勝率」の2冠。今季も開幕から先発ローテーションを守り「眠る時は制限なく眠る」と体に対するストレスを最大限に減らし、役目を果たしている。登板後に投手は「アイシング」をして、熱が生じた肩を冷やすクールダウンを行うのが通常だが、東は違う。「アイスバスに漬かるだけですよ。それだけで肩は冷やせる」。自己流のルーティンを貫き、シーズンを完走するために最善を尽くす。

 今季11勝目。巨人・菅野を1差で追う2位タイまでこぎ着けた。勝率は・846で中日・高橋宏と並ぶ2位タイ。3位・阪神との直接対決に2連勝し1・5ゲーム差に迫るとともに、7月29日以来となる勝率5割復帰を果たした。「負けられない戦いが続く。僕自身にも強い思いがある」と東。絶対的エースの信頼できる言葉だった。(大木 穂高)

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