ゲレロ復活の理由は「眼」と「脚」 前半戦低迷も、球宴以降は、打率.415、長打率.837と好調維持
スポニチアネックス / 2024年8月29日 10時16分
大リーグ公式サイトがウラジーミル・ゲレロ内野手(25)が打撃で復活を遂げたことについて詳細に分析している。
キャリアハイは21年のシーズンだった。打率.311、出塁率.401、長打率.601、OPS1.002と各部門で文句のない成績を残し、48本塁打で本塁打王に輝いた。MVPは二刀流の活躍で9勝、46本塁打を記録した大谷翔平だった。通常の年なら、野手最年少(22歳)でア・リーグMVPを受賞しているはずだった。OPSは22年には.818、23年に.788と下降。ボール球を振る傾向が出始め、三振が増えた。バットに当たった場合でも、バレル率は低下していた。
今季も6月22日時点で8本塁打、OPS.763と低迷。しかしオールスターゲーム以降は、打率.415、長打率.837、OPS1.334と劇的に改善した。理由は、選球眼が格段に向上し、ボール球を振らなくなったこと。ストライクゾーンの球についてもよく見るようになり、初球スイング率はキャリア最低の27.8となっている。
平均打球速度も21年の95.1マイル(約153.0キロ)に近い、94.1マイルに上がっている。打球角度は6.9と21年の9.4に比べて低いため、本塁打は8月27日(日本時間28日)時点で27本だが、ライナー率27.1%で、二塁打37本はキャリアハイとなっている。
加えてプラスになっているのはスピード。24年のスプリントスピード27.2ft/secはキャリアハイで、23年の26.4ft/secよりも約1フィート(30.48センチ)も速くなり、内野安打の増加にもつながっている。
ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督は「彼の打席での影響力はアーロン・ジャッジのレベルに近くなっている」と目を細めている。24年の総合成績は、打率.322、出塁率.398、長打率.558、27本塁打、87打点。ゲレロは25年シーズン後にFA権を得る。この調子を維持できれば、25年は契約延長がブルージェイズにとって重要な焦点になる。
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