主役過ぎる！大谷翔平が42号先頭打者アーチ 自身ボブルヘッドデーに史上初「50－50」へ一歩前進

初回の第1打席で42号先頭打者アーチを放った大谷翔平（撮影・西尾　大助）

　◇インターリーグ　ドジャース－オリオールズ（2024年8月28日　ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手（30）が28日（日本時間29日）、本拠でのオリオールズ戦に「1番・DH」で先発出場。3試合ぶりの本塁打となる42号を放った。

　初回の第1打席、相手先発・バーンズに対し1ボール2ストライクからの5球目、外角スライダーを振り抜くと、打球は右翼席に着弾。42号先頭打者アーチで試合を動かした。

　打球速度102.2マイル（約164キロ）、打球飛距離391フィート（約119メートル）、打球角度33度の一発で先頭打者アーチは今季4本目、通算10本目となった。

　この日は大谷と愛犬・デコピンの首振り人形（ボブルヘッド）が先着4万人に配布される日で、朝から球場は長蛇の列ができ「大谷フィーバー」となった。

　大谷もデコピンと一緒に球場入り。超激レア金色バージョンのボブルヘッドを手にデコピンと笑みを浮かべる様子が球団公式SNSで紹介された。

　また、始球式にもデコピンが登場。ボールを口にくわえたままマウンドから捕手、大谷の元へ駆け寄り大役を果たし、大谷もデコピンを満面の笑みで抱っこ。和やかな始球式に球場は大盛り上がりとなった。

　大谷とデコピンにとって特別な日に豪快なアーチを飛ばし、フィーバーに沸くスタンドを自らのバットでさらに盛り上げた。

　大谷の本塁打は24日（同25日）のレイズ戦以来、3試合ぶり。これでシーズン51本ペースとなった。盗塁も現在40を記録しており、史上初の「50－50」（50本塁打、50盗塁）へまた一歩、前進した。