森永卓郎氏 自民総裁選で私見「どいつもこいつも何万円もする料亭で打ち合わせ。カラオケボックスでやれ」

森永卓郎氏

　経済アナリストの森永卓郎氏（67）が29日、ニッポン放送「垣花正　あなたとハッピー！」に出演。自民党の総裁選（9月12日告示―27日投開票）について言及した。

　ポスト岸田として、石破茂元幹事長、小泉進次郎元環境相、河野太郎デジタル相、茂木敏充幹事長、小林鷹之前経済安全保障担当相、加藤勝信元官房長官、高市早苗経済安全保障担当相、上川陽子外相、林芳正官房長官、野田聖子元総務相、斎藤健経済産業相の名前が挙がっている。

　立候補には国会議員の推薦人20人を確保する必要があり、立候補者は告示日に推薦人名簿を総裁選管理委員会に提出し、公開される。

　森永氏は「政策として、こうやりますよって違うことを言っているのは、実は高市早苗さん1人しかいない。あとの人は全部なんて言ってるかっていうと、“国の財政を守るということは大切なんだ。だから国民は歯を食いしばって負担増に耐えろ”って言っている」と自身の受け止めを述べ、「だって今もう国民負担率5割になって半分を年貢で持っていかれるわけですよ。もうヒイヒイ言っているんです。ごく一部の人たちだけがおいしい蜜を吸っている」と指摘。そして「自民党総裁選だっていろいろ今、調整している中でどいつもこいつもみんな何万円もする料亭で打ち合わせするわけですよ。カラオケボックスでやれよ。昼は安いんですよ」と言い放った。