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パ6球団で最も試合消化が早いロッテ 日程による有利、不利も勝負のあや

スポニチアネックス / 2024年8月29日 13時4分

ZOZOマリンスタジアム

 ペナントレースも残り1カ月あまり。セ、パともに順位争いが佳境に入っている。パ・リーグはソフトバンクが独走状態でマジック19としているが、2位・日本ハムと3位・ロッテが2・5ゲーム差、ロッテと4位・楽天も2・5ゲーム差と、CS進出を巡って、まだまだが激しい競り合いが続きそうだ。

 我がロッテは今季ここまで雨天などによる中止がなく、6球団で最も試合消化が早くて残りは26試合。ソフトバンクと4試合、日本ハムと1試合、楽天と9試合、オリックスと3試合、西武とはきょう29日の試合も含めて9試合…ちょっと偏りが過ぎないだろうか?ロッテ担当となって2年目、昨季だけとの比較になってしまうが、今季の日程には「?」が多かった。

 8月の日程が全体的に過密になるのは営業的に仕方ないにしても、ロッテが月間27試合に対し、ソフトバンクは25試合。2試合少ないだけと思われるかもしれないが、月間の休みが4日と6日では疲労の蓄積が全く違う。しかも、対戦相手はオリックスが9試合、ソフトバンクが8試合、日本ハムが6試合、西武が4試合で、楽天戦はゼロと偏っていた。さらに言うと、オリックスの本拠地京セラドームでの今季最初の試合が8月2日。シーズンが始まって丸々4カ月も昨季の優勝チームの本拠地での試合がないのは驚きでしかない。

 4~7月の日程を見返してみると、交流戦期間だった6月以外は月1カード以上はパ全球団との対戦が組まれていた。つまり8、9月だけが極端に偏った対戦カードが組まれたわけで、もう少し調整できたのではと思ってしまう。CS進出を懸けた3、4位の直接対決が9試合残っていることはリーグとしては盛り上がるだろう。まさか、それを予見しての日程とは思えない。

 今季のロッテは対西武が16勝0敗、対オリックスは14勝7敗1分けと、すでに勝ち越しを決めている一方で、対ソフトバンクが7勝13敗1分け、対日本ハムが6勝17敗1分けと大きく負け越し。日程の影響とは言わないが、昨年と比べて得手不得手の傾向が極端になっている。日程による有利、不利も勝負のあや。ただ、セ・リーグに比べて移動距離も多いパ・リーグでは、より影響が大きくなるのは確かだと思う。

 今回はロッテの視点だった、他の球団も日程には「なぜ?」が多かったのではないだろうか。昨年は10月10日のロッテ―楽天戦で2~4位の順位が決定するというドラマもあった。今年の秋も熱い戦いが繰り広げられることを期待している。(ロッテ担当・大内 辰祐)

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