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森保監督、長谷部コーチ招へいは自身が希望 「選手目線で伝えられる武器を持っている」

スポニチアネックス / 2024年8月29日 14時38分

会見に臨む森保監督と山本昌邦ナショナルチームダイレクター(右)(撮影・西海健太郎)

 日本サッカー協会は29日、9月の26年W杯北中米大会アジア最終予選2試合に臨む日本代表メンバーを発表した。元日本代表主将で、昨季で現役を引退したフランクフルトU-21コーチの長谷部誠氏(40)がコーチングスタッフに加わった。

 会見した山本昌邦ナショナルダイレクターは、サプライズ入閣に関して「現場からの要望もあった」と明かした。就任期間については「最終予選はもちろん、26年北米W杯というところもしっかり視野に入れて考えている」と明かした。

 森保一監督も「長谷部コーチ就任に関しては私が協会の方々に要望させていただきました。もちろんコーチ陣ともスタッフとも話した。これから我々がアジアで確実に勝っていく、世界一を目指して戦っていく中で、現状のスタッフでも間違いなく確実に前進していけると考えていますが、長谷部コーチが持っているヨーロッパでの経験は、間違いなく我々が前進していく上で刺激になり、前進するためにより必要だとスタッフとも話し合い、決めました」と認めた。長谷部氏とも直接会い、電話でやりとりもして「招集への思いを伝えさせていただいた」という。

 森保監督は「我々現状のコーチングスタッフには海外で選手経験のある名波コーチもいますけど、実際は国内にいながら、多くの代表選手が活動している欧州での活動は選手から情報をもらって、我々も現地へうかがって情報をもらいながら、世界の情報をインプットしている」と現状を説明。長谷部コーチについて「コーチ経験としてはまだ始まったばかりですので、足りないところはあるかもしれませんが、指導者として学ぶ前に選手側がどう感じる、選手にどう働きかける、より選手目線でいろんなことを伝えられる大きな武器を持っているということで一緒に仕事させていただくことにしました」とメリットを挙げた。

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