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浦和・池田伸康暫定監督「何が何でも…」 勝利への執念語る 監督交代で指揮 31日、首位・町田戦

スポニチアネックス / 2024年8月29日 15時27分

 浦和の池田伸康暫定監督が29日、首位・町田戦(31日、国立)に向けてのオンライン会見に臨んだ。マチェイ・スコルジャ新監督の手続きが完了するまで暫定的に指揮を執る。

 27日に今季就任したペアマティアス・ヘグモ監督の解任を発表された。後任には昨季まで指揮したマチェイ・スコルジャ氏が復帰。池田暫定監督は打診を受けたときの気持ちについて「最初に感じたのは驚きだった。打診を受けたときに驚きはあったが、迷うことはなかったと思う。浦和のためであれば、僕が力になるのであればという気持ちになったと思う」と語った。

 31日の敵地・町田戦では6試合ぶりの勝利が懸かる。「町田戦で何が何でも勝つ。現在の自分自身の求めるところは、とにかく町田戦で何が何でも勝ち点3をもぎとるところが僕の一番の狙い」と力を込めた。勝利のために「どれだけ相手より多く走れるか、球際でボールを奪えるかというところがキーポイントになると思う」と明かし、「まず町田戦からバトンタッチできるようなサッカーができればと思う」と見据えた。

 スコルジャ新監督との連携もバッチリだという。「スコルジャ監督と毎日、多くて2回リモートでミーティングをしている中で、マチェイ監督もゲームを多く見ている。その中で、お互いコミュニケーションをとって、徐々に骨組みというか、選手をどうやって使っていくかというミーティングは毎日している」と語った。

 池田暫定監督は現役時代、浦和、川崎Fなどでプレー。現役引退後は04年から浦和のハートフルコーチ、ジュニアユース監督、ユースコーチなどを歴任してきた。「僕は浦和生まれ、浦和育ちで、サッカーを浦和から学び、そして浦和でプレーヤーとしてできて、また指導者として浦和でできている。これ以上の光栄なことはないと思っている。次節の町田戦で浦和に恩返しするという意味でも、ファン、サポーターのためにも何が何でも勝ち点3をとるというのが一つの恩返しになるのではないかと思っている」と感謝の思いを胸に戦う。

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