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広島 巨人の居ぬ間に半歩後退…中日に敗れ、29日ぶりの首位陥落 頼みの救援陣が…

スポニチアネックス / 2024年8月29日 20時48分

<中・広>3番手で力投する広島・森浦(撮影・椎名 航)

 ◇セ・リーグ 広島1ー5中日(2024年8月29日 バンテリンD)

 広島が中日に痛恨の1敗。ゲーム差なしの2位・巨人は雨天中止のため、7月31日以来、29日ぶりに首位から陥落した。

 カード別で最多15勝を誇る九里をたてた一戦。4回2死一塁から甘く入った一球を宇佐見に右翼席へ運ばれた。

 2点を追う広島は5回先頭の坂倉が右中間三塁打。続く堂林も左中間へ適時二塁打を放ち、すぐに1点差とした。さらに2死三塁の場面で、新井監督は4回でまだ60球の九里に代打・上本を送る勝負手を打った。結果は左飛。序盤に追いつけず、試合の主導権は奪えなかった。

 ターニングポイントは6回だった。この回からマウンドへ上がった森浦が1死二、三塁のピンチを招き、宇佐見に犠飛を許した。左腕にとっては、22試合ぶりの失点。流れはつかめないまま、回は過ぎた。

 8回には、コルニエルが細川に2ランを浴びてジ・エンド。30日からのヤクルト戦(マツダ)で、再び優勝へチャージをかける。

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