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“鈍足・大雨”台風10号の影響で週末スポーツイベントが続々中止 プロ野球、Jリーグ…移動困難の判断も

スポニチアネックス / 2024年8月29日 22時39分

マツダスタジアム

 九州地方から日本を縦断する恐れがある台風10号の影響で29日、各地で週末に行われる予定だったスポーツイベントの中止や延期が続々と発表された。

 気象庁によると、台風10号は29日午前、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸。午後にかけて九州を北寄りに進み、各地で大荒れの天気となった。30日以降、東寄りに進んで四国や本州を縦断する恐れがある。九州、四国のほか、東海でも30日にかけて線状降水帯が発生する可能性も。速度が遅く影響が長引くとみられ、暴風や大雨に厳重に警戒し、最新の情報を確認するよう求めている。

 プロ野球は、セ・リーグが30日にマツダスタジアムで行われる予定だった広島―ヤクルトを中止にすると発表。代替日程は後日発表される。また、2軍のウエスタン・リーグでも30日に開催予定だったオリックス―阪神(ほっと神戸)、広島―ソフトバンク(由宇)の2試合の中止が決まった。29日夜には30日からバンテリンドームで予定されていたDeNA3連戦すべてを中止すると中日が球団公式サイトで発表。同日、DeNAが広報を通じて、一部スタッフ、選手が名古屋に移動できなかったことを発表していた。

 移動中のトラブルでは、29日に行われる予定だった巨人戦(神宮)が中止となったヤクルトは、台風の交通機関への影響を考慮してチームは急きょ新幹線で広島へ向かったが、一部の選手らを乗せた列車が静岡の手前で立ち往生。午後7時ごろに東京―新大阪間の運転取り止めに伴い、東京へ引き返すことが決定。ヤクルトの選手らを乗せた列車は一旦、静岡駅まで運行した後、東京へ引き返すというアナウンスがあったが、新富士―静岡間で雨足が強まっているため午後10時をすぎても運転を見合わせている。その後、新富士―静岡間の雨脚が弱まらないため新富士駅から直接、東京へ折り返すとの運行計画が午後11時ごろにアナウンスされた。ただ、列車は依然、新富士駅に停車したままで選手らは7時間近く缶詰め状態となっている。

 Jリーグは、31日に行われる予定されていたJ1リーグ第29節・京都―鹿島(サンガスタジアム)、同じく31日に行われる予定だったJ2リーグ第29節・徳島―清水(鳴門大塚)の中止を決定。代替日は未定となっている。

 暴風、大雨の影響で各地で新幹線や飛行機などの運行がストップ。多くの交通機関で運休や欠航がすでに決定し、再開の見通しも立っておらず、道路なども土砂崩れの危険性も出てくる中、選手やスタッフが移動困難のケースも今後予想される。

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