1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

森保監督「私が要望」長谷部氏のサプライズ入閣 W杯本大会まで契約の見通し 現場と首脳陣の架け橋に

スポニチアネックス / 2024年8月30日 4時31分

長谷部誠(右)と森保一監督(2022年9月撮影)

 日本協会は29日、来月開幕の26年W杯北中米大会アジア最終予選2試合(中国、バーレーン)に臨む日本代表メンバー27人を発表した。森保一監督(56)の強い要望で今合宿からEフランクフルトU―21コーチの元日本代表MF長谷部誠氏(40)が電撃入閣。首脳陣も増強して8大会連続の本大会出場を目指す。また、性加害疑惑で不起訴になったMF伊東純也(31=Sランス)が1~2月のアジア杯以来の復帰を果たした。

 一番のサプライズは新コーチ就任だった。昨季限りで23年に及ぶ現役生活に区切りを付け、今季からドイツ1部EフランクフルトU―21のコーチに就任した長谷部氏の入閣だ。森保監督は「私が協会の方々に要望した」ことを明かし、「彼の欧州での経験は、これから我々が前進していく中で刺激にもなるし、より必要になる」とその意義を説明した。

 長谷部コーチは日本代表でW杯3大会に出場し、歴代最多の81試合で主将を務めたレジェンド。代表での実績はもちろん、ドイツ1部でプレーした外国人で歴代2位の384試合出場を誇るなどこれ以上ない経歴の持ち主だ。指揮官も「世界と日本の価値観をミックスして、日本らしく最大限に力を発揮できるようにやっていますが、彼のこれまでの経験がまたそこに大きく貢献してくれる」と世界を知る新たな頭脳の注入に大きな期待を寄せた。

 山本ナショナルチームダイレクターによれば、Eフランクフルト側も協力的で、長谷部氏は今後、国際Aマッチウイークでは常にチームに同行し、契約はW杯本大会までになる予定という。現在のメンバーには長友をはじめ、代表で一緒にプレーした選手も多く、欧州組のケア、現場と首脳陣の架け橋など役割は多岐にわたりそうだ。

 初戦で対戦する中国は既に長期合宿に入っており、敵将は前回の最終予選初戦で苦杯をなめたオマーン代表を率いたイバンコビッチ監督。「(前回は)かなり分析された印象。今回は戦術面でもメンタル面でも上回っていかないと」と指揮官。万全のサポート体制を整え、まずはアジアの戦いに臨む。 (垣内 一之)

 ◇長谷部 誠(はせべ・まこと)1984年(昭59)1月18日生まれ、静岡県藤枝市出身の40歳。藤枝東から02年に浦和に加入。08年以降はドイツに主戦場を移し、ウォルフスブルク、ニュルンベルク、Eフランクフルトでプレーし昨季限りで引退。日本代表では国際Aマッチ通算114試合2得点。W杯は3度出場し、ロシア大会を最後に代表から引退した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください