【パリ・パラリンピック第2日】競泳・鈴木孝幸が日本勢メダル第1号の金！車いすラグビーも白星発進

パリ・パラリンピックの車いすラグビーで、ドイツ戦に出場した日本の橋本勝也（左）　　（ロイター）

　◇パリ・パラリンピック第2日（2024年8月29日）

　第17回夏季パラリンピック・パリ大会が28日に開幕。29日から各競技がスタートした。

　競泳男子50メートル平泳ぎ（運動機能障害SB3）でパラリンピック6大会連続出場の鈴木孝幸（37＝ゴールドウイン）が金メダルを獲得し、今大会の日本選手団メダル第1号。2004年アテネから6大会連続出場で通算11個目のメダルとなった。100メートルバタフライ（知的障害）で男子の山口尚秀（四国ガス）と女子の木下あいら（三菱商事）は5位。男子400メートル自由形（運動機能障害S9）で15歳の川渕大耀（宮前ドルフィン）は7位だった。

　車いすラグビーで1次リーグA組の日本は初戦でドイツに55―44で勝った。

　ゴールボール女子1次リーグD組の日本は韓国に3―1で勝ち、白星発進した。

　卓球男子ダブルス（車いす8）の斉藤元希（プランテック）七野一輝（オカムラ）組は準々決勝で敗退。

　バドミントン女子シングルス（車いすWH1）で東京大会金メダルの里見紗李奈（NTT都市開発）は1次リーグ初戦で中国選手に1―2で屈し「悔しい。もっと粘らないといけない」と反省を口にした

　テコンドー男子58キロ級の田中光哉（電通デジタル）は敗者復活戦でスペイン選手に敗れた。