ドジャースを追うDバックス、けん引役は昨季の新人王コービン・キャロル、打棒復活の理由とは
スポニチアネックス / 2024年8月30日 11時17分
大リーグ公式サイトが、23年にナ・リーグ新人王に輝いたダイヤモンドバックスのコービン・キャロル外野手(24)が前半戦の不振から立ち直った理由について分析している。
前半戦は打率・212、OPS・635だったが、後半戦は・258、・971。上昇の契機は7月7日(日本時間8日)のパドレス戦だった。パドレスのディラン・シースの96.5マイル(約155.3キロ)の直球を引っ張って右中間に本塁打。54試合ぶりの今季3号となった。以降、パワーを取り戻し、7月7日以降は15本塁打を記録している。
成績が向上した理由はゴロが減り、打球角度が上がったこと。7月6日(同7日)までのフライボール率はわずか16.2%で、規定打席に達する打者の中で2番目に低かった。スイングを改善した結果、過去7週間のフライボール率は31%に上昇し、グラウンドボール率も47.4%から41.6%に減少した。フライボールの打球速度は以前より約4マイル(約6.4キロ)速くなり、ハードヒット率は62.9%、バレル率は28.6%だった。
2つ目の理由は速い球に対処できていること。昨季は直球に対して長打率.521と高水準だったが、今季前半は苦戦。約300ポイントも数字が低下していた。しかしシースから本塁打を放ってからはタイミングを取り戻した模様。11号はフィリーズのホセ・アルバラードの98・6マイル(約158.6キロ)、14号はマーリンズのエドワード・カブレラの96・5マイル(約155.3キロ)をともに反対方向へ。16号はメッツのルイス・セべリノの96マイル(約154.5キロ)をセンター方向に本塁打とした。
さらに高めの球も対処できるようになった。7月7日以前は高めに対して打率.150で、120打席中4本の長打しか打てなかったが、現在は打率は.318、長打率は.841になっている。キャロルは「スイングを改善し、ストライドの長さをコントロールできるようになったことで、高めの球に対応できる」と説明している。7月7日以降、ダイヤモンドバックスは32勝13敗の好成績、ナ・リーグのワイルドカード争いで首位に立っているだけでなく、西地区首位のドジャースに迫っている。30日からはチェイスフィールドでドジャースと4連戦でさらに差を縮めるチャンスがある。
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