新横浜公園 大雨影響で園内に川水が流入 日産スタジアムなど一部エリアを閉鎖

新横浜公園公式X（@shinyoko_park）から

　神奈川・横浜にある新横浜公園は30日、公式X（旧ツイッター）を更新。大雨の影響で鶴見川の水が園内に流入したため、施設の一部を閉鎖していると発表した。

　同公園は横浜市内最大の運動公園。公園内の日産スタジアム1階を含む公園エリアなどで立ち入りができなくなっている。

　公式サイトによると鶴見川流域は、古来から洪水被害が多く発生する地域で、公園は国土交通省京浜河川事務所管理下の多目的遊水地の上に建設されている。

　多目的遊水地とは、河川が氾濫した際に一時的に河川の水を引き込んで洪水の一部を溜めることで、流域への洪水被害を低減させる機能を持つ。

　日産スタジアムは、1000本以上の柱の上に乗る形で建設され、洪水時には水がスタジアムの下に流れこむ仕組み。公園自体が治水対策施設となっている。