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阪神・岡田監督揺るがぬ信頼…逆転Vへ“石桐さん”3連投解禁「そら、全然大丈夫よ」 及川も中継ぎ昇格

スポニチアネックス / 2024年8月31日 5時18分

練習を見つめる阪神・岡田監督(撮影・北條 貴史)

 泣いても笑っても残り24試合しかない。投手に負荷をかけすぎない起用の時期は、過ぎた。阪神・岡田監督は甲子園のベンチに座り、石井と桐敷の中継ぎコンビ「石桐さん」に、フル稼働指令を出した。

 「3連投ぐらい、別にどうってことない。(今まであまり)3連投をさせんかったけどな。そんなに無理してもって思ってたけど」

 逆転優勝の鍵を握るのはリーグトップの35ホールドポイント(HP)、同56試合登板の桐敷と28HPを挙げる石井だ。2人とも今季3連投を1度は経験しているため、少々の連投は「そら、全然大丈夫よ」と信頼は厚い。

 さらに「(登板間隔を)あけたらあかん」と続けた。連投になっても、僅差で負けている展開で投入する可能性を示唆した。また、31日に「及川を上げる」とも明言。中継ぎを1人増やすことで1日に1人、ベンチに入らない「上がり」のブルペン要員をつくる。疲労が見えれば、抹消せず「上がり」で1日休ませる。こうして「石桐さん」をフル活用していく方向だ。

 1日以来、29日ぶりに甲子園の空気を味わい「そら変わるやろ。こっからまた仕切り直して。地元の甲子園のゲームが多いしのう」と反撃を宣言した。台風10号の接近に伴う蒸し蒸しした、不快指数の高い暑さの中でも、表情は穏やかだった。本拠地での強さは明らか。優勝した昨年は36勝23敗3分け、勝率・610。今年も28勝17敗2分け、同・622で7連勝中だ。「(ホームが多いのは)そら絶対プラスになるよ。全然違う」。残り24試合のうち15試合を占める甲子園で、虎は必ずよみがえる。(倉世古 洋平)

 ○…阪神・石井は指揮官の期待に応えるため、もう一度ギアを上げる。この日は甲子園でキャッチボールなどを行い調整。目下2試合連続で3失点と精彩を欠いているものの、28日DeNA戦前には岡田監督から「球は悪くない」と背中も押された。「もう一回、攻めていくというところを見直したい。(坂本)誠志郎さんとも、そういう(配球面に関する)話をした」と決意を新たにした。

 ○…阪神・桐敷はフル稼働への準備を整えた。この日は遠投などを行い調整。連覇へ向けて負けられない戦いが続く中で「内気になったらダメだと思う。攻めていきながら、任された場面を0で抑えたい」と改めてファイティングポーズを取った。昨年はシーズン後半戦からの活躍だったこともあり、「去年とは違う疲労感もある」とした上で「その中でも最大限のパフォーマンスを出したい」とラストスパートへ闘志を燃やした。

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