阪神・近本“ミスター超え”より“チームの勝利” 好調キープ!!1カ月ぶり甲子園でのG倒に集中

阪神・近本（撮影・北條　貴史）

　13試合連続安打中と好調をキープしている阪神・近本が「ヒットは出てもチームがそんなに勝っていない。9月は勝てるようになりたい」と個人記録よりチームの勝利を優先する強い思いを口にした。

　8月はここまで今季の月別打率最高の.392を記録しているが、チームとしては10勝13敗1分けと勝ち越すことができなかった。最多安打争いでもヤクルト・長岡に1差の132本とタイトル争いを続ける中で終盤戦を迎えるが、「チームが勝てばいいので、そんなに意識していない」と勝利への貢献を使命に挙げた。

　1カ月ぶりの甲子園で「芝生はいい状態だと思った」とリフレッシュ。プロ6年目の通算安打でトップの長嶋茂雄（巨人）の926安打にも残り21本と迫る。巨人戦で“ミスター超え”に弾みをつける。　（鈴木　光）