広島・堂林らナイン 5時間かけて帰広にグッタリ 名古屋からバスで新大阪、新幹線の大移動

広島・堂林

　広島は中日戦の名古屋遠征から一夜明けた30日、球団が急きょ手配したバスと新幹線を乗り継ぎ、約5時間かけて広島へ帰り着いた。台風10号の影響で同日のヤクルト戦（マツダ）は中止。本拠地では無傷の7連勝中で、仕切り直しとなるきょう31日の同戦に向け、選手会長の堂林は「疲れました。みんな無事に帰ってこられてよかった。各自がしっかり体を休めて有意義な時間にしたい」と前を向いた。

　当初は前日29日のうちに大阪へ移動、宿泊して帰広する予定だった。だが、試合中に東海道新幹線の運転取りやめが報じられるなど、交通への影響が刻々と変化するため名古屋泊に変更。この日午前7時にバスで宿舎を出発し、同10時5分に新大阪駅に到着、同10時32分発の新幹線で正午ごろ広島に着いた。鈴木清明球団本部長は「昨日は（バスやホテルの手配で）試合どころじゃなかった」と話した。