岩田明子氏 総裁選は小泉氏本命も心配は失言!? 過去に石原伸晃氏「サティアン発言」で大失速

小泉進次郎氏

　ジャーナリストで千葉大客員教授の岩田明子氏（55）が31日、カンテレ「ドっとコネクト」（土曜前11・20）に出演し、自民党の総裁選（9月12日告示―27日投開票）について言及した。

　出演者から誰が勝つのか？と直球質問を受けた岩田氏は「この瞬間、たった今で言ったら小泉さんでしょうね」と、小泉進次郎元環境相（43）を挙げた。その一方で「でもまだ始まっていない。討論会もやってない。とにかくいろんなことが起こるのが総裁選。過去に石原伸晃さんが1位だと言われていた時も、たったひと言、福島第一をサティアンと言ったばっかりに大失速しちゃったから」と振り返り、発言が毎回話題になる小泉氏だけに「何が起こるかわからない」と余談の許さない状況を指摘した。

　今回は党刷新という大前提の元、立候補者が乱立。石破茂元幹事長（67）、河野太郎デジタル相（61）、茂木敏充幹事長（68）、高市早苗経済安全保障担当相（63）小林鷹之前経済安全保障担当相（49）ら多士済々の名前が挙がっている。ただ、フリーアナウンサーの山本浩之（62）は「ぼくはシラけて見ている。誰になったところで政治とカネの問題について本気で決着つけようとする人間が、どれくらいいてるの？と思ってるから。ぼくは裏金のことは忘れない」と強い口調で語った。

　これを受けて、岩田氏は来週にも出馬表明を行う予定の小泉氏に直接取材したことを明かし「国家の理念についても言うけれども、ここで信頼を取り戻すために毅然とした姿勢を示したい、と言ってました」というコメントを紹介していた。