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町田 土壇場で追いつきドローも広島に抜かれ首位陥落 黒田監督「一つでも上の順位を狙う責任がある」

スポニチアネックス / 2024年8月31日 23時39分

<町田・浦和>厳しい表情で引き揚げる町田イレブン(撮影・西海健太郎)

 ◇明治安田J1リーグ第29節 町田2―2浦和(2024年8月31日 国立)

 町田が浦和との国立対決に引き分け、5月中旬から守った首位から陥落した。2度のビハインドを追いつく粘りを見せたものの、国立競技場今季3戦目で初勝利はならず。同日に連勝を7に伸ばした広島に勝ち点55で並ばれ、得失点差で2位に順位を下げた。

 追う展開から土壇場でFWエリキの同点弾で勝ち点1を手にしたものの、試合全体ではシュート17本対6本と攻め続けながら、何度も訪れた決定機を逃しての引き分け。試合後会見で黒田剛監督は「シュートの技術のなさというのか、それが最後までつきまとった。大いに反省すべき試合になった」とまず課題を口にした。

 30分遅い試合で広島が勝利し、町田は首位から陥落した。その事実を知って会見に臨んだ黒田監督は「当初目標を5位以上と掲げ、たった一つの勝利や勝ち点にこだわりながら歩みを進めてきた。5月の中旬くらいから8月の最後まで首位を維持できたことは称賛に値するし、彼ら(選手)を褒めてあげたいところもある」とここまでの戦いに一定の評価を与えた。

 その上で「ファン・サポーターがこれだけ集まり声援を送ってくれることを無駄にしたくないし、一つでも上の順位を狙う責任がある」と改めて決意表明。「まだ自力優勝の目もあるし(広島と)直接対決(9月28日)もある。やっとスタート台に立ったくらいのつもりで、地に足をつけてやっていきたい」と仕切り直しを誓った。

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