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西武・栗山 20年連続弾が逆転V弾!球団ではノムさん以来44年ぶり40代での代打本塁打

スポニチアネックス / 2024年9月1日 5時31分

<西・日>勝利の喜びを栗山(右)と分かち合う渡辺監督代行(中央)(撮影・木村 揚輔)

 ◇パ・リーグ 西武2-1日本ハム(2024年8月31日 ベルーナD)

 1打席で試合を決める。代打の醍醐味(だいごみ)だ。西武・栗山が極限の集中力で決勝の逆転1号2ランを放った。0―1の8回2死三塁。代わった河野の初球直球を右翼席へ運んだ。お立ち台で「今日のホームランは喜んでもらえたでしょうか?うれしすぎる人は今日、寝なくて大丈夫です」とファンを笑顔にさせた。

 今季137打席目で待望の一発。05年から20年連続本塁打となり、40代の代打本塁打は、球団では80年の野村克也以来44年ぶりの快挙だ。「一本も打たれへんよりかは打った方がいい。入ってくれて良かったです」と安堵(あんど)した。

 最下位に沈むチームは前日、8月にして早くもCS出場の可能性が消滅した。幾度となく優勝争いを経験してきた大ベテランは「ファンに優勝争いがない9月を迎えさせてしまうのは申し訳ない。勝負ごとに負け続けている悔しさや歯がゆさがある」。4月に再調整では19年ぶりとなる2軍落ちを経験した悔しさもあった。

 貧打に苦しみ、若手の台頭が待たれる現状は、決して簡単ではない。残り25試合へ「上位を狙うチームに勝つことで、来季につながる。レギュラーを獲っていく選手たちに対して、恥ずかしくないプレーをしていきたい」。9月3日に41歳を迎えるプロ23年目。一打席に懸けるその背中が若手の教科書となり、再建への礎となる。(福井 亮太)

 ≪20年連続弾は中村に次ぎ球団2位タイ≫40歳11カ月の栗山(西)が8回に代打逆転本塁打。入団4年目の05年から20年連続本塁打となり、球団では21年連続の中村(04~24年)に次ぎ、伊東勤(84~03年)に並ぶ球団2位タイ。左打者では初となった。また、40代の代打本塁打は球団では80年に野村克也が4月26日の近鉄戦(44歳9カ月)、6月15日の阪急戦(44歳11カ月)で記録して以来3度目。そのうち逆転V弾は前記4月26日の野村以来44年ぶり2人目の快挙だ。

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