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平田憲聖 千鳥・ノブパワーで暫定首位浮上じゃ~!“クセのない”総合力の高さで難コース攻略

スポニチアネックス / 2024年9月1日 5時1分

第2Rで63をマークした平田憲聖

 ◇男子ゴルフツアー フジサンケイ・クラシック第3日(2024年8月31日 山梨県 富士桜CC=7424ヤード、パー70)

 前日に悪天候のため順延となった第2ラウンドの残りが行われ、平田憲聖(23=ELECOM)が7バーディー、ボギーなしの63をマークし、通算9アンダーで暫定首位に立った。7月の長嶋茂雄招待セガサミー・カップに続く今季2勝目、ツアー通算4勝目を目指す。競技は降雨によるコースコンディション不良のため、54人がホールアウトできずにサスペンデッド。3日連続のサスペンデッドは73年ツアー制度施行後、6年ぶり5度目となった。

 最終9番で6メートルのバーディーパットを沈めると、クールな平田が力強く右拳を握った。「しっかり攻める」と腹を決め、63の猛チャージ。最終日も悪天候が予想される中、36ホール決着も想定の上で暫定ながらトップに立った意味は大きい。

 「スコアを伸ばさないと上位にいけないのは分かっていた。凄く良いラウンドができたかなと思う」

 前日の豪雨から、この日の午前の晴天と天候がコロコロと変わった富士の麓。コース状況も変化する中で「難しい方が僕は好きなんで」とさらりと言った。平均ストローク、パット、飛距離など9部門をポイント化し、総合力の高さを示すスタッツは全体5位。“クセのない”総合力の高さで、難コースを攻略した。11番パー3で1・5メートルに寄せた一打から波に乗り、ボギーなしで7バーディー。雨が降る前に回り終わる“ツキ”もあった。

 富士桜には思い出がある。小学生の頃にテレビ観戦した10年大会、ある選手の姿にくぎ付けになった。「石川遼さんがバンカーから寄せてハイタッチしている姿が印象に残っている」。同じ場所で、今度は自身が優勝争いを演じる。さらに今年6月には当地を舞台にお笑いコンビ・千鳥のノブとテレビ共演。「お笑い好きなんで」と明かし、クールな23歳が頬を緩めた。

 昨季は国内メジャーを含む2勝を挙げて賞金ランク6位。今季は7月に1勝目を挙げ、現在は賞金ランク7位につける。初の賞金王戴冠に向けても、早くつかみたい2勝目。54ホールからさらに36ホールに短縮される可能性もあるが、「良い準備をしたい」と最終決戦に向け気を引き締めた。

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