松山英樹 68と伸ばすも9位後退 首位と14打差で最終日へ 米男子ゴルフ最終戦

松山英樹（AP）

　◇米男子ゴルフツアー　ツアー選手権第3日（2024年10月31日　ジョージア州　イーストレークGC＝7490ヤード、パー71）

　年間王者を決めるプレーオフシリーズ最終戦の第3ラウンドが行われ、8位から出た松山英樹（32＝LEXUS）は4バーディー、1ボギーの68で回り通算12アンダーに伸ばしたが、順位は9位に後退した。首位と14打差で最終日を迎える。

　4番でラフからの第2打をグリーン奥のバンカーに入れて1打で脱出できずにボギーが先行した。しかし、続く5番で第2打を1・5メートルに付けてバウンスバック。6番パー5は第2打をグリーン近くまで運びアプローチを50センチに寄せて連続バーディーとした。

　後半は12番で3メートルのバーディーパットを沈めた。その後は15番で2メートルにつけるなどチャンスをつくりながらパットが決まらなかったが、最終18番パー5でバンカーからの第3打を寄せて3メートルのパットを沈めてバーディーで締めくくった。

　前日までティーショットが乱れていたが、この日はフェアウェーキープ率78・57％と安定。パーオン率も83・33％でアイアンショットにも本来の切れが戻った。

　スコッティ・シェフラー（28＝米国）が66をマークし通算26アンダーに伸ばし単独首位を守った。67で回ったコリン・モリカワ（27＝米国）が21アンダーの2位につけている。

　シーズン最終戦となるツアー選手権にはポイントランク上位30人が出場。ポイントランクに応じてスコアの差をつけて競技を開始。優勝者が年間王者となり2500万ドル（約36億円）のボーナスを手にする。