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鈴木彩艶退場でパルマが今季初黒星 急造GKでリード守れずナポリに逆転負け

スポニチアネックス / 2024年9月1日 9時45分

鈴木彩艶

 ◇イタリア・セリエA第3節 パルマ1―2ナポリ(2024年8月31日 イタリア・ナポリ)

 パルマの日本代表GK鈴木彩艶(22)がアウェーのナポリ戦で退場処分を受け、フィールドプレーヤーが代役を務めたチームは1―2で逆転負けを喫した。

 難敵ナポリを相手にチームは前半19分にPKで先制。鈴木もセーブ5本を記録するなど好守連発で今季昇格したチームを最後方から支えていたが、1―0の後半18分に相手オフサイドを受けてFKを蹴る前に遅延行為で警告を受けた。さらに同30分には相手のロングボールに対応するためペナルティーエリアを飛び出してボールを蹴り出した際、高く上げた右足が相手選手と接触。2度目の警告で退場処分を受けた。既に5人の交代枠を使い切っていたチームはDFデルプラートが残り時間でGKを務めた。急造守護神は後半アディショナルタイム(AT)2分に同点弾を決められ、同6分に勝ち越しを許した。終了寸前には10人で決定機を築き、直後の左CKではデルプラートもゴール前に上がったが、表示11分だったAT15分で終了。鈴木退場が響いた形で今季3戦目で初黒星を喫した。

 地元メディアの採点は厳しく「トゥットメルカート・ウェブ」はチーム最低の4点を付けた。「声が掛かれば常に自信を持って対応した」とパフォーマンスを評価した一方で「無謀な流儀で飛び出す深刻なミスを犯した。ボールに捉えていたが、足は高く残ったままで主審の正しい判断を下した」と指摘。「ユーロスポーツ」は「失敗した選手」に鈴木を挙げて「遅延行為の愚かな警告を受け、2枚目のイエローカードで代償を支払った。退場が試合のターニングポイントになった」と伝えた。

 地元メディアによると、ペッキア監督は試合後に「何が足りなかったか?」と問われ「GKが足りなかった。10人でもプレーはできる」と反応。後半28分の段階で交代枠を使い切っていたことに関しては「いつものこと。リスクがあることは分かっていたが、しっかり守った。GK不在のチームは10人でも素晴らしかった。最後は追いつくことも可能だった。選手を称えたい」と語った。

 5日の中国戦でW杯アジア最終予選開幕を控える鈴木は、気持ちを切り替えて準備を整えることになる。

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