元安倍派・宮沢博行氏 総裁選での裏金議論「蒸し返されるというのは嫌だというのが安倍派議員の本音」

宮沢博行氏

　元自民党の宮沢博行元衆院議員（49）が1日、フジテレビ「日曜報道　THE　PRIME」（日曜前7・30）に出演。自民党総裁選における、元安倍派の裏金議員の思いについて語った。

　元安倍派の宮沢氏は「収支報告書の訂正と党内処分で、制度的には終わっている話なんです。それを蒸し返されるというのは凄く嫌だというのが安倍派議員の本音だと思います」と推察。そして、「なぜこういう形で総裁選のための道具にしてくるのかというふうに議員は受け取るかも知れません」と話した。

　また、自身の不記載額132万円については「私は離党した人間です。離党したんだからもう関係ないよというつもりはありません。安倍派に所属していた以上、そういったことはついて回るわけですから、そういう命令が来たらそれは従います」と話した。

　宮沢氏は自身が所属していた安倍派の裏金問題で、報道陣に囲まれて「しゃべるな！ですよ」と派閥の対応に感情的な発言をし、その後にパパ活不倫について週刊誌の直撃取材を受けた後、衆院議員を辞職した。