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“雨男”平田憲聖が今季2勝目「朝起きた時からドキドキ」最終日はプレーせず36ホール短期決戦V

スポニチアネックス / 2024年9月1日 11時43分

<フジサンケイクラシック最終日>笑顔で優勝杯を掲げる平田(撮影・村上 大輔)

 ◇男子ゴルフツアー フジサンケイ・クラシック最終日(2024年9月1日 山梨県 富士桜CC(7424ヤード、パー70)

 順延となっていた第2ラウンド(R)の残りが行われ、前日に63をマークして通算9アンダーの暫定首位でホールアウトしていた平田憲聖(23=ELECOM)が36ホールの短縮競技となった大会を制した。7月の長嶋茂雄招待セガサミー・カップに続く今季2勝目、ツアー通算4勝目。競技は最終日も終日悪天候の予報だったために36ホールに短縮され、賞金支払、加算額は規定により50%となる。

 アラームを設定した時間よりも早く、平田は午前6時に目が覚めた。「朝からドキドキしていて。今まで3回優勝していますけど、一番緊張した朝でゴルフ場に来てもドキドキしながら待っていました」。後続がホールアウトし、クラブハウスに吉報が届く。最終日にプレーすることのない“異例”の優勝が決まると、仲間からウオーターシャワーを笑顔で浴びた。

 「今日はプレーしたかったですけど、素直にうれしい気持ちでいっぱいです。タフなコースで優勝できて自信になりました」

 前日の第2ラウンドでボギーなしで7バーディーを奪い、63をマークして暫定単独首位に立った。第3Rが行われないことも想定に入れた上での、攻めのプレーの結果だった。このオフには筋力アップと体の柔軟性の向上を図り、飛距離が5ヤード伸びた。シーズン中も毎週月曜日のトレーニングは欠かさない。コツコツとした積み重ねが、早くも今季2勝目につながった。

 自他ともに認める「雨男」。雨が降って難しい状況になればなるほど、集中力が上がるという。前日は雨が降る前にプレーを終える幸運にも恵まれたが、実は「雨が降って欲しかったです」と笑顔で明かした23歳。雨中の表彰式で誇らしげに優勝杯を掲げた。

 ◇平田 憲聖(ひらた・けんせい)2000年(平12)11月26日生まれ、大阪府吹田市出身の23歳。7歳でゴルフを始め、大院大高から大阪学院大へ。21年の日本学生優勝、大学3年在学時にプロに転向する。プロ1年目の22年シーズンは賞金ランク58位でシード獲得。趣味は愛犬のミニチュアシュナウザー(名前はププとビビ)と遊ぶこと。1メートル70、70キロ。

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