ロコ・ソラーレ 今季初タイトル届かず 痛恨ショットの藤沢五月は天仰ぐ

ロコ・ソラーレの藤沢五月（24年2月、代表撮影）

　カーリング女子のアルゴグラフィックスカップは1日、北海道北見市のアルゴグラフィックス北見カーリングホールで行われ、五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレは、決勝で北海道銀行に4―5で敗れて今季初タイトルを逃した。

　ロコにとって今季初戦だったアドヴィックスカップは、リードの吉田夕梨花が手術後のため欠場。異例の3人態勢での大会となり、チームは4位だった。

　吉田夕が復帰した今大会は序盤から快調。1次リーグを4戦全勝で突破すると、この日の準決勝では中部電力を9―3と圧倒した。決勝は7エンド（E)を終えて4―4。有利な後攻で迎えた最終第8E、藤沢五月がラストショットでの痛恨ミスでスチールを許し、天を仰いだ。

　8月29日の初戦後、藤沢五月は「あらためて4人いるありがたさというか、夕梨花がいてくれる強みがあるなと感じた」と話していたが、決勝でライバルに屈した。