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中村部屋が旧陸奥部屋で部屋開き 午前午後の2部制など「いろんなことを試していきたい」と師匠

スポニチアネックス / 2024年9月1日 16時29分

稽古を見守る中村親方(中央)

 大相撲の中村部屋が1日、東京都墨田区で部屋開きを行った。

 師匠の中村親方(元関脇・嘉風)が今年6月に二所ノ関部屋から十両・友風、嘉陽ら力士8人、呼び出し、床山を連れて独立。JR両国駅前の旧陸奥部屋で部屋を構えた。部屋開きには二所ノ関一門の芝田山(元横綱・大乃国)、高田川(元関脇・安芸乃島)、佐渡ケ嶽(元関脇・琴ノ若)の3理事、後援会関係者ら約50人が出席。浄めの儀式、あいさつなどに加え所属力士が土俵で稽古を披露した。晴れの日を迎え、中村親方は「自分自身も含め回り道はしましたが、いろんな人の力を借りて、この日を迎えられた」と感無量の様子だ。

 中村部屋では、午前はトレーニング、午後に土俵での稽古中心の2部制稽古を採用する。稽古も組んだ状態から相撲を始めるなどユニークな内容が話題となった。中村親方は、画期的な取組が相撲界のしきたりを否定していることではないと主張。「一番は弟子が強くなること。今のやり方は違うと思われるかもしれないけど、いつの日か中村部屋の力士はめちゃくちゃ稽古するなと言ってもらえる力士を育てるための現段階の手段であって、ゆくゆくは稽古場も本場所も強い力士を育てたいと思っているやり方が今のやり方。このやり方が違うと思ったら辞めるし、いろんなことを試していきたい」と述べた。

 師匠でもある元大関・琴風の中山浩一氏からは「好きなように思い切ってやれ」と背中を押されたという。「尾車部屋はとてもアットホームだった。そういう雰囲気を作っていければ」と抱負を述べた。

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