広島 玉村力投&矢野ランニング弾でマツダのヤクルト戦9連勝 首位は譲らない

＜広・ヤ＞6回、矢野がランニング本塁打（撮影・長嶋　久樹）

　◇セ・リーグ　広島5ー1ヤクルト（2024年9月1日　マツダ）

　広島が理想的な試合運びでヤクルトに快勝。マツダの同カード連勝を「9」に伸ばした。

　玉村はボールを丁寧に低めに集め、ヤクルト打線に連打を許さない。バックの好守もあり、8回までゼロを並べたものの、9回無死満塁のピンチを招き、栗林にバトン。プロ初の完封を逃すも、守護神がリードを守った。

　打線は3回に小園の2点適時打で先制。7回2死二、三塁の好機では、矢野が中堅へ2戦連発となる2号ランニング3ランを放ち、リードを広げた。

　矢野の一撃は、球団通算8888号。前日奪い返した首位の座を守った。