宇多田ヒカル「いろんなことがあったけど、いい25年だった」 6年ぶりツアーファイナルで笑顔

6年ぶりのツアーの最終公演を行った宇多田ヒカル（撮影・岸田哲平）

　歌手の宇多田ヒカル（41）が横浜市のKアリーナ横浜で6年ぶりとなるツアーの最終公演を行った。

　デビュー25周年を記念した初のベストアルバム「SCIENCE　FICTION」を引っ提げ、初のアジア単独公演となる台北、香港を含めて国内外9都市で全18公演を行い、25万8000人を動員した。

　この日は1万8000人の前で「First　Love」やデビュー曲「Automatic」など全23曲を熱唱。「Kアリーナのみんな、私は盛り上がってるぞ。みんな盛り上がってるか！」と呼びかけると観客は手を振って応えた。オペラグラスを使って客席を見渡し「見えた！みんながよく見えました」と笑顔を見せるおちゃめな一面でも会場を沸かせた。

　昨年12月にデビュー25周年を迎えた。「いろんなことがあったけど、いい25年だったと思いますし、これからの25年も良い時間になるといいと思う」と早くも50周年に思いをはせ、「今が最高！みんなおめでとう！感謝の気持ちでいっぱい」と伝えた。

　Kアリーナ横浜公演の模様を収めた映像商品「HIKARU　UTADA　SCIENCE　FICTION　TOUR　2024」は12月11日に発売される。