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「19秒芝生舐め」が高校生漫才日本一 2人の夢は漫才とアート オール巨人「両方やったらええねん」

スポニチアネックス / 2024年9月1日 21時21分

「ハイスクールマンザイ2024」で優勝した「19秒芝生舐め」の渡辺楽さん(左)と高橋洸さn

 「ハイスクールマンザイ2024」が1日、クールジャパンパーク大阪で開かれ、東海・北陸・甲信越代表の「19秒芝生舐め」が優勝。副賞としてお笑い奨学金50万円、NSC(吉本総合芸能学院)特待生として入学金・授業料免除の権利を得た。渡辺楽さんは「最高です。ずっと自分たちが優勝であってくれと思ってた」と涙。高橋洸さんは「混乱してます」と語った。

 「19秒芝生舐め」というユニークなコンビ名。高橋さん、渡辺さんは富山・高岡工芸高の3年生でデザイン・絵画科のクラスメート。抽選でトップで登場し、優勝した。渡辺さんが中学生のころから考えていた「アンパンマンパン」というネタ。高橋さんとネタを練りに練って仕上げた。

 昨年のM―1グランプリ予選1回戦(名古屋)を突破したネタを改良。審査委員長のオール巨人(72)が「新しい形の漫才。長いセリフも喋れていた」と絶賛。審査で5対5となり、決選投票の末の戴冠となった。

 高橋さんは京都芸大を志望し、「絵画の道へ進みたい」という。渡辺さんは「東京芸大の先端芸術表現学科に行きたい」と2人ともアート指向。加えてお笑いの道にも興味は尽きず「アートも漫才も自分を表現するモノ」と高橋さんが力説すれば「漫才を使った会話のような作品を作って」と渡辺さん。会見の場もいつもよりしっかりした意見が散りばめられ「2人とも頭ええよなあ。漫才とアートってどないせえっちゅうねん。今後、両方やったらええねん」と巨人は2人にエールを贈っていた。

 大会はBSよしもとで10月6日午後6時から放送される。

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