米津玄師 代表曲「Lemon」のメインメッセージについて林修氏と考察「最後の最後まで浮かんでなくて」

米津玄師

　シンガー・ソングライターの米津玄師（33）が1日放送のTBS系「日曜日の初耳学」（日曜後10・00）に出演。予備校講師の林修氏とのインタビュー対談の後半戦が放送され、代表曲「Lemon」の歌詞について考察した。

　「Lemon」がお気に入りの林氏は過去に歌詞を考察。注目したのは、曲中で3度登場するサビの最後の歌詞「今でもあなたはわたしの光」。これがメインメッセージだと自身の考察を米津にぶつけた。

　これについて、米津は「逆のような気がする」と首をかしげた。「最後の歌詞まで最後の最後まで浮かんでなくて、そこをどうしようか、レコーディングしながら、歌入れしながら、どうしようかなと悩んでた記憶があって。どこに着地していいのか分かんないっていう時間があったのは覚えていて」と最後の歌詞に苦悩したことを明かした。

　「僕、本当、考察辞めたほうがいいかもしれない」と現代文が専門の林氏は肩を落とした。

　「でも、そこにたどり着くために書いてたんだなっていうのは浮かんだときに実感したし、ベクトルが違うだけで言ってることは結構同じことをおっしゃられてるのかなと思うんですけど」と米津は即座にフォロー。「最終的にだるまに目を入れるみたいな、ここにたどりつくためにこの曲書いたんだなって感じがあった」と言葉をかみしめた。林氏は「救っていただいた」と感謝しきりだった。