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北九大 145キロ右腕・山下が2失点完投 決定戦で敗れた春の雪辱へ 「ライバル」福岡大・朝吹に勝つ

スポニチアネックス / 2024年9月2日 6時31分

九国大を2失点に抑え、今季初勝利をリーグ戦初完投で飾った北九大・山下

 ◇九州六大学野球リーグ第1節第1日 北九大4ー2九国大(2024年9月1日 北九州市民)

 台風10号の影響で1日遅れて開幕した。今春は同率首位ながら優勝決定戦で敗れ2位だった北九大は、2年生右腕の山下薫輝(まさき)が3安打2失点完投。4番の石橋昂樹(4年)は2点勝ち越し打と投打の主軸が活躍し、九国大を4―2で下した。

 北九大の最速145キロ右腕、山下が12奪三振の好投で開幕戦勝利を飾った。「今日は無駄なボールがなかったのがよかった」。3回に2ランを浴びたが被安打は3本だけで9回128球。自身初の完投勝ちに胸を張った。

 北九大は今春、8勝2敗で福岡大と同率首位に並んだが決定戦で敗れ2位に終わった。チームにとってはもちろん山下にも今季は雪辱の場になる。春6勝1敗で最多勝とMVPに輝き、決定戦も好投した福岡大・朝吹とは鹿児島の高校で同学年の好敵手だった。鹿児島玉龍の山下と神村学園の朝吹として何度も投げ合い「僕が負けてばかり。大学ではやり返したい」。春は防御率(0・21)のタイトルこそ獲得したが5勝2敗で、最多勝はライバルに譲り“この秋こそ”の思いは強い。

 主砲の石橋も気持ちは同じだ。この日は同点の6回2死満塁、左前に勝ち越し打。「前の打席まで力んで体の開きが早かった。あの打席は2ストライクと追い込まれたのでバットを少し短く持って対応した」。今季初安打が2点打となり勝利を引き寄せた。春の決定戦では「内角の攻めが厳しかった」と朝吹の前に4打席無安打。6季ぶりの優勝は朝吹の福岡大を倒してこそ。エースと4番が燃えて北九大リベンジの秋が始まる。 (中島 泉)

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