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西武・金子侑司 今季限りで現役引退 盗塁王2度獲得の34歳、今季出場わずか36試合

スポニチアネックス / 2024年9月2日 5時32分

西武・金子侑

 西武は1日、金子侑司外野手(34)が今季限りで現役を引退すると発表した。後日、引退会見を行う。チームが低迷し、若手主体で戦う今季はわずか36試合の出場。6月1日を最後に1軍出場はなかった。「ねこ」の愛称とともに「レオのスピードスター」として人気を集めた金子侑は、球団を通じて「ライオンズで過ごした12年間は夢のような楽しい時間だった」などとコメントした。

 俊足を武器に16、19年に盗塁王に輝くなど、通算225盗塁をマーク。華麗な外野守備でもファンを魅了し、球界きっての「イケメン」としても人気を集めた。18、19年にはチームのリーグ制覇にも貢献。一方で多くの故障にも泣かされたプロ野球人生だった。

 渡辺久信監督代行兼GMは「生涯ライオンズを貫いてくれた選手。守備は一級品で、ファンの皆さんを魅了する華のあるプレーが印象的だった。チームのために頑張ってくれた」とねぎらった。

 ◇金子 侑司(かねこ・ゆうじ)1990年(平2)4月24日生まれ、京都府出身の34歳。立命館宇治から立命大に進み、12年ドラフト3位で西武に入団。翌13年の日本ハムとの開幕戦で「7番・右翼」でデビュー。16、19年に盗塁王のタイトルを獲得し、20年から背番号7を背負った。1メートル79、76キロ。右投げ両打ち。

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