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米津玄師 朝ドラ主題歌のオファーを受けて思い悩んだことを告白「一滴墨汁を垂らすみたいな形に」

スポニチアネックス / 2024年9月2日 7時1分

米津玄師

 シンガー・ソングライターの米津玄師(33)が1日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。予備校講師の林修氏とのインタビュー対談の後半戦が放送され、NHK連続テレビ小説「虎に翼」の主題歌のオファーを受け、思い悩んだことを告白した。

 米津は朝ドラの主題歌「さよーならまたいつか!」を担当。「朝ドラが個人的には、正直あんまりなじみがなくて。朝ドラの音楽ってどういうものかというところから始まった」とし、オファーを受けて思い悩んだこともあったという。

 「虎に翼」は昭和初期、日本初の女性裁判官・三淵嘉子をモデルとした物語。「朝にふさわしい爽やかなものが求められてるんだろうなと思いつつも、そもそも『虎に翼』の物語がフェミニズムが土台にある物語だったので、そこに対して男性としてどう向き合っていけばいいのか、避けて通れない視点だったので、その分、緊張感みたいなものがあった」と思い悩んだことを明かした。

 「女性の地位向上を邪魔したくないというか、自分の音楽によって少ない影響だったとしても、一滴墨汁を垂らすみたいな形になっちゃうのも、目覚めの悪い話だなと思うので」と思いを吐露し、「ちゃんと理解した上で音楽を作るべきだなというのは凄く思ったのは覚えてます」と真摯(しんし)に向き合ったことを振り返った。

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