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玉川徹氏 斎藤知事を“分析”「最高裁で判決が確定するまでは認めない国と同じ感覚なのでは」

スポニチアネックス / 2024年9月2日 12時47分

東京・六本木のテレビ朝日社屋

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が2日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。斎藤元彦兵庫県知事(46)を巡る疑惑告発文書問題について言及した。

 斎藤氏は、県庁職員らへのパワハラの疑いなどを告発する文書をめぐり、同県議会の調査特別委員会(百条委員会)で証人尋問を受けた。

 尋問の中で斎藤氏はパワハラの認識について問われ、そのたびに「合理的な指摘」「パワハラかどうかは私が判定するというより、百条委員会とか第三者委員会が判定するものだと思う」などと返答。最後までパワハラを認めることはなかった。

 玉川氏は「斎藤知事は何で辞めないんだろうなって僕は興味があって、それでなんでなんだろうってずっと考えているんですけど」と切り出し、「例えばパワハラって、パワハラしたほうは、パワハラだと思わない。社会的にはパワハラを受けたほうがハラスメントだという認識があると、それはもう一般的にはパワハラと捉えられる。そういうふうなことがあっても、こうやって突っ張ってるわけですよね」と指摘。

 そして、「何なんだろうと考えた時に、別に残り1年くらいの任期ですけど、最後まで務めたいって、そんなことかなと。政治家としては、ほぼ詰んでると思うので、これを乗り切ったからといって、別に次にまた政治家になれるっていうのはちょっと考えにくい」とし、「じゃあなんで突っ張っているのかなと思うんですけど、この人が例えば深夜にメールみたいなものを職員に送ったという話が出ていますよね。それに関して、自分が官僚だった時に、そういうふうなものなんだと叩きこまれたっていうのがあって、マインドとして持ってほしかったみたいなことを言っているんですよ。そっちの方が異常なんですけどね、官僚の世界が」と、斎藤氏が総務省の官僚だったことに言及。

 そのうえで「だけど、彼はそういうふうな時に、自分としては嫌だなと思いながらやっていなかったのかなと。全然嫌だと思わないでやっていたから、今でもやっているということなのかなとかね」と視察し、「結局は、百条委員会で結論が出たら従うのかも知れないというところで言うと、何らかの形で法的に結論が出ない限りは、ずっとこうじ続ける」と予想。「国がいろんな形で行政訴訟を起こされて、例えば冤罪とか薬害とか、そういうのを絶対に最後まで認めないわけですよ。最高裁で判決が確定するまでは。どう見たってあなたの方がおかしいでしょってなっても、自分からは絶対に認めないんですね。官僚の無謬性(むびゅうせい)って言いますけど、そういうものがこの人に染みついているのかなと、そういう感覚を僕は持っています」と自身の見解を述べた。

◇兵庫・斎藤知事告発文書の疑惑7項目

(1)人事=ひょうご震災記念21世紀研究機構の副理事長2人が突然解任

(2)知事選=2021年知事選で幹部職員らが斎藤元彦氏の選挙を手伝い

(3)知事選=次期知事選に向けた投票依頼のため、商工会などに出向いた

(4)贈答品受領=地元企業からコーヒーメーカーやロードバイクなどを受け取った

(5)パーティー券=副知事らが斎藤氏の政治資金パーティー券を商工会などに大量購入させた

(6)優勝パレード=阪神・オリックス優勝パレード費用を信用金庫などから不正に集めた

(7)パワハラ=机を叩いて激怒したり、職員を怒鳴り散らしたりした

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