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泉房穂氏 兵庫県知事問題で「税金のキックバック問題と告発後の違法処分の問題が特に重要だと思う」

スポニチアネックス / 2024年9月2日 13時17分

泉房穂氏

 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(61)が2日、自身のSNSを更新。斎藤元彦兵庫県知事(46)を巡る疑惑告発文書問題について言及した。

 斎藤氏は、県庁職員らへのパワハラの疑いなどを告発する文書をめぐり、同県議会の調査特別委員会(百条委員会)で証人尋問を受けた。

 尋問の中で斎藤氏はパワハラの認識について問われ、そのたびに「合理的な指摘」「パワハラかどうかは私が判定するというより、百条委員会とか第三者委員会が判定するものだと思う」などと返答。最後までパワハラを認めることはなかった。

 泉氏は「告発7項目(1)人事権濫用、(2)公選法違反、(3)公選法違反、(4)おねだり問題、(5)不当な政治資金集め、(6)税金のキックバック問題、(7)パワハラ」と斎藤氏告発文書の疑惑7項目を挙げ、さらに「以外にも、知事については、(8)告発後の違法処分、(9)市町との連携不足、(10)公約違反などの問題もある」と指摘。そのうえで「(6)と(8)の問題が特に重要だと思う」と自身の考えをつづった。

◇兵庫・斎藤知事告発文書の疑惑7項目

(1)人事=ひょうご震災記念21世紀研究機構の副理事長2人が突然解任

(2)知事選=2021年知事選で幹部職員らが斎藤元彦氏の選挙を手伝い

(3)知事選=次期知事選に向けた投票依頼のため、商工会などに出向いた

(4)贈答品受領=地元企業からコーヒーメーカーやロードバイクなどを受け取った

(5)パーティー券=副知事らが斎藤氏の政治資金パーティー券を商工会などに大量購入させた

(6)優勝パレード=阪神・オリックス優勝パレード費用を信用金庫などから不正に集めた

(7)パワハラ=机を叩いて激怒したり、職員を怒鳴り散らしたりした

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