大阪工業大 和歌山大に連勝 岡田が3安打の活躍

　◇近畿学生野球秋季リーグ第1節2回戦　大阪工業大5―4和歌山大（2024年9月2日　大阪シティ信用金庫スタジアム）

　1部に復帰した大阪工業大が今春のリーグ戦覇者・和歌山大に連勝し勝ち点1を挙げた。

　1―1で迎えた5回1死一、二塁で2番・岡田光平（2年＝報徳学園）が中堅手の右を抜く三塁打を放ち、2点を勝ち越した。

　「打って点を取るしかないなと思ってストレートに張っていました。感触は良かったけれど、取られるかなとも思ったので、抜けてくれて良かったです」

　岡田は、前日の1回戦で4打数2安打。この日は4打数3安打と開幕節から絶好調のスタートとなった。「オープン戦の最後2試合で連続ホームランを打って、いい感じでシーズンに入れました」。さらに、4番・久良亮輔（4年＝太成学院大高）の左犠飛で5回3点を奪い、7回にも1点を追加して逃げ切った。

　田中恵三監督は「挑戦者として臨んだ1部リーグ戦で勝ちを一つずつ積み重ねていくことを目指して目の前の試合に臨んでいます。勝ち点は挙げましたが、2試合ともに1点差の僅差でした。春の上位チームから順に対戦していくので次節も気は抜けません」と、最高のスタートにも浮かれることなく7日の神戸医療未来大戦を見据えていた。