橋下徹氏 裏金議員の不記載額返還の河野氏案に私見「返納しないならペナルティーとして…」

橋下徹氏

　元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏（54）が2日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」（月～金曜後8・00）に生出演し、政治とカネをめぐり河野太郎デジタル相（61）が掲げた対応策について自身の考えを示した。

　自民党総裁選（12日告示、27日投開票）に出馬を表明している河野氏は、その際に党派閥の裏金問題の解決策に言及。「（収支報告書に）不記載と同じ金額を返還してけじめとするのがいい」などと述べた。また先月31日放送の日本テレビ系「ウェークアップ」では、返還される金について「党に戻していただいて、党から国庫に入れるのは現行の法律上も可能です」とも述べた。

　これについて橋下氏は「されるんであれば、法的、技術的な問題はあると思うんですが、それは乗り越えて返納はしてもらいたい」と歓迎した。

　一方で、返還に応じなかった議員にも言及した。「返納しなかった議員はどうするか？返納しないなら、ペナルティーとして（選挙の際に）公認しないとか、そこまで河野さんには踏み込んでもらいたい。こういうのを言うんであれば」と、厳しい態度で臨むことを期待した。