日本代表・三笘 定位置奪回へ攻守で「しっかり貢献」フル回転誓う

サポーターに名前を呼ばれ手を振る三笘（撮影・西海健太郎）

　日本代表は2日、26年W杯アジア最終予選の初戦となる5日の中国戦に向けて、千葉県内で合宿をスタートさせた。

　三笘がレギュラー奪回を期した。腰の負傷で昨季後半戦を棒に振り、アジア杯以来約7カ月ぶりの代表復帰。不在の期間の左MFには、高い決定力を持つ中村が台頭した。「素晴らしい活躍で刺激になった。僕ももう一度地位を確立する意味でも、しっかりとしたプレーを見せないと」と静かに闘志を燃やした。

　自身2度目の最終予選を前に、エースとしての自覚も強まった。前回の21年11月にA代表に初招集され、22年3月のオーストラリア戦で本大会出場に導く2得点。当時の役割はスーパーサブだったが、今はチームを引っ張る立場にある。「本当に勝たないといけない試合。その中でゴールやアシスト、守備でもしっかり貢献したい」とフル回転を誓った。