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ソフトバンク・樋越優一3軍担当ブルペン捕手 選手の心に寄り添う“筑後マスター”

スポニチアネックス / 2024年9月3日 6時2分

ソフトバンク・樋越優一3軍担当ブルペン捕手

 福岡県筑後市のファーム施設とともに成長し“筑後マスター”を自負するのが、樋越優一3軍担当ブルペン捕手(30)だ。

 「筑後入団9年目で現職として6年目です。筑後元年から筑後とともに、心も体も大きくなってきました」

 同施設が完成した16年に育成入団し、3年間、2、3軍でプレー。19年からファームのスタッフに転身した。昨年までの2年間は小久保2軍監督のもと2軍のブルペン捕手、今季から3軍を支える。「コーチに話せないことや悩みを聞いてあげたり、指導ではない部分での寄り添い方を大事にしています」。明るい性格で軽妙なトークも武器だが、人としての部分も厳しく伝える人間味がある。

 自身は3桁背番号のまま、支配下選手登録はならなかった。4軍制を敷く球団で、階段を上がっていく選手を見るのが楽しみ。「支配下になって、1軍でいい結果を残せているのを見ると最高にうれしいんです。覚悟を持って仕事をしていますし、選手も家族と思っています」。熱さと優しさを持っている。 (井上 満夫)

 ◇樋越 優一(ひごし・ゆういち)1993年(平成5)9月28日生まれ、北海道網走市出身の30歳。千葉経大付では3年夏に県大会8強。主将も務めた東農大オホーツクでは4年秋に北海道六大学リーグMVP。15年育成ドラフト3位で入団し、18年に現役引退した。趣味は洗車。筑後周辺の推しグルメは韓国料理「グムデジ」。

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