中日・高橋宏 チームの“鬼門”打破し聖地1勝だ 阪神・高橋との同姓対決は「勉強させてもらえたら」

キャッチボールで汗を流す中日・高橋宏（撮影・椎名　航）

　チームの鬼門を打破し、“聖地1勝”をつかむ。中日・高橋宏が、きょう3日の阪神戦に向けて意気込みを示した。「地鳴りのような応援も楽しみ。チャンステーマは頭に残っていますね。得点圏に走者を進めないように」。甲子園での登板は今季初めてで、通算3度目。昨年6月28日は7回2失点、同7月15日は6回3失点で、ともに勝敗が付かなかった。

　チームは今季、甲子園で未勝利で7連敗中（1分け挟む）。仮に同一シーズン8連敗となれば42年の9連敗以来だ。52年以降のフランチャイズ制以降では初の屈辱で、若きエースの快投に期待が懸かる。同姓の高橋との投げ合いには「噂では本当にエグい投手と。打席でも楽しみ。勉強させてもらえたら」と力を込めた。