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大谷翔平 7月12盗塁、8月15盗塁と盗塁激増の要因分析「得点につながっているのが自分の中で自信に」

スポニチアネックス / 2024年9月3日 9時29分

試合後、取材に応じるドジャース・大谷(撮影・笹田 幸嗣通信員)

 ◇ナ・リーグ ドジャース11-6ダイヤモンドバックス(2024年9月2日 フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場。第1、4打席にいずれも右前打を放って3試合ぶりのマルチ安打をマークした。また、4回に二盗を決めると、7回には二盗、三盗に続けて成功し、自己最多タイの1試合3盗塁で今季46盗塁。44本塁打を2つ上回り、史上初の50本塁打&50盗塁へまた一歩前進した。チームもナ・リーグ西地区2位のダイヤモンドバックスに快勝して4連戦を3勝1敗で勝ち越し、地区優勝へ大きく前進した。

 試合後、大谷は史上初の50―50に向けて「残り何試合あるかもわからないので、健康な状態で1試合でも多く出ればチャンスがあるんじゃないかと思います」とコメント。ダイヤモンドバックスに勝ち越したことには「まず1、2試合目を取って、昨日は負けてしまいましたけど、みんな気持ちを切り替えていいゲームをして同地区のライバルに勝てたことは大きなことだと思います」とうなずいた。

 また、2盗塁を決めた7回の場面について「常に高い確率でセーフになるっていう自信があればいくべき。多く企画して失敗が多いよりも、それなりの企画数で高い成功率の方がいいんじゃないかと思っています」と振り返った。7月に12盗塁、8月に15盗塁と盗塁数が激増したことには「それが得点につながっているのが自分の中で自信になってくる。進塁した先で後ろのバッターが還してくれるのが自分の中でより積極的に進塁しようという気持ちになるのかなと思います」と明かした。

 初回の第1打席は左腕ロドリゲスとの対戦。カウント2―1から甘く入った内寄りのシンカーを捉えると、117.2マイル(約188.6キロ)の痛烈打球はあっという間に右前で弾んだ。しかし、続くベッツが二ゴロ併殺打に倒れて盗塁のチャンスはなかった。

 3回無死二塁の第2打席は内角へ執拗な攻めを受け、ヒヤリとする場面もあった。また、7球目をファウルした際には右膝に自打球がかすめて気にする仕草もあったが、8球目の外角スライダーを引っ張り込んで二ゴロで進塁打を放った。そして、ベッツが左前適時打を放って先制すると、右手中指骨折から復帰したフリーマンが今カード3本目の一発となる2ランを放って加点した。

 3―1の4回2死三塁の場面。ダイヤモンドバックスベンチは左腕モンゴメリーを準備させていたが、先発ロドリゲスを続投。しかし、ここはストレートの四球で歩かされた。そして、一、三塁となったところで二盗に成功。今季44個目の盗塁となる二盗を決めた。これで盗塁数も本塁打数に並び、44―44でいずれも年間51ペースとなった。

 3―1の7回の第4打席は1死走者なしの場面。左腕モンゴメリーの1ボールからの2球目の内角シンカーにやや詰まらされながらも右前に運んだ。そして、モンゴメリーのクイックモーションを盗んで二盗に成功すると、続けて三盗にも成功して46盗塁目とした。これで盗塁は年間54盗塁ペースとした。そして、ベッツが申告敬遠で歩かされて一、三塁となったところでフリーマンの犠飛を呼び込み、チームの4点目に足で貢献した。

 6―3で迎えた8回2死一塁での第5打席は四球。一、二塁と好機を広げるとベッツの左翼線二塁打で大谷も一塁から一気に俊足を飛ばして生還し、またもや足でチームの得点に貢献した。

 大谷は今カード初戦となった8月30日のダイヤモンドバックス戦で2回に43個目の盗塁を決め、8回には43号ソロ。大リーグ史上初のシーズン43本塁打&43盗塁を達成した。8月31日の第2戦は初回に今季5本目となる先頭弾とする今季44号。2度目の満票MVPを獲得した昨季の本塁打数に並んだ。第3戦は4打数無安打、3三振で3試合ぶりの無安打に終わったが、2位との直接対決第4ラウンドで再び大活躍を見せた。

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