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琴桜が13番 左足滑らせ「土俵に埋まったかと思った」一瞬ヒヤリも…「全然大丈夫」直後に鋭い出足披露

スポニチアネックス / 2024年9月3日 15時39分

付け人の肩を借り、左足を浮かせる琴桜(撮影・前川 晋作)

 大相撲の大関・琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)が3日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で秋場所(8日初日、東京・両国国技館)へ向けての稽古を行った。

 前日に続いて、小結・大栄翔(30=追手風部屋)、幕内・隆の勝(29=常盤山部屋)、王鵬(24=大嶽部屋)が出稽古に来訪。弟弟子の琴勝峰(25)も含めた4人を相手に計13番取った。大栄翔と王鵬は毎場所のように出稽古に訪れる“常連”だが、隆の勝や前日来た関脇・阿炎(30=錣山部屋)は一門の連合稽古以外で初めてという“新規メンバー”。琴桜は「みんな押し相撲だけど(それぞれ)ちょっとタイプが違う。普段と違う稽古ができた」と充実感をにじませた。

 途中、ヒヤリとする場面があった。王鵬との申し合い稽古中に左足首を痛めたのか、足を浮かせて苦悶(くもん)の表情を浮かべた。しかし、座って1~2分程度感触を確かめるとすぐに土俵へ戻り、そこからもう7番。押し相撲の相手を組み止めて一気に寄り切る鋭い出足も見せ、幸いにも左足首は大事には至らなかったようだ。

 琴桜は稽古後、念のためアイシングしていたが「全然大丈夫です」と無事を強調。「(足が)滑って、詰まって、土俵に埋まったかと思った。急だったのでビックリしただけです」と説明した。

 夏巡業中は腰痛で十分な稽古が積めず、8月29日の稽古総見から本格始動。「巡業でできなかったことを考えれば、その分取り返すというかもう一回やろうと思ってできました」。万全な状態ではなかったものの「場所は待ってくれないので、我慢して乗り越えないといけない時もある。15日間戦う上で、こういう気持ちも大事」と、5日後に迫った秋場所へ調子を上げてきた。

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