今季5勝目の竹田麗央 自身初のメジャー獲りの鍵は平常心「気負わずいつも通り」

公式会見に臨んだ竹田麗央

　女子ゴルフの今季国内メジャー第2戦、ソニー日本女子プロ選手権は5日から4日間、沖縄県のかねひで喜瀬CC（6670ヤード、パー72）で開催される。

　前週のゴルフ5レディースで今季5勝目を挙げた竹田麗央（21＝ヤマエグループHD）が3日、公式会見に出席した。9月に入って年間女王争いも本格化する中、加算ポイントの大きいメジャー大会を迎える。メルセデスランクトップを走る21歳は「メジャー大会で（メルセデス）ポイントも高いし大事だと思うけれど、あまりプレー中は気負わず、いつも通りに平常心でできたらいい」と、落ち着いた表情で語った。

　開幕を2日後に控えたこの日はアウトの9ホールを回って調整した。「距離はそんなにないけれど、ラフの芝が強く（クラブが）抜けにくいところもある。そういうところを注意して回りたい」と警戒。前日は小祝さくらに誘われて海水浴で気分転換し、「海とかはなかなか入れないので凄く楽しかった」と笑った。

　今大会は22年に川崎春花、昨年は神谷そらと同じ03年度生まれの“ダイヤモンド世代”が2年連続で優勝している。「（川崎）春ちゃんと（神谷）そらちゃんが優勝したりして凄いなと思っていた。自分もそれに続けるように頑張りたい」。将来的な米ツアー参戦に向けても、メジャー優勝で付与される3年シードは魅力。「シードがあると挑戦しやすいのかなと思う。それも考えていきたい」と自身初のメジャータイトルを狙う。