1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 格闘技

さんま番組出演経験の平岡アンディが世界初挑戦へ 暫定王者撃破で正規王者に宣戦布告「待ってろよ」

スポニチアネックス / 2024年9月3日 18時34分

<WBA世界スーパーライト級挑戦者決定戦 平岡・バロッソ>TKO勝ちした平岡(撮影・島崎 忠彦)

 ◇WBA世界スーパーライト級挑戦者決定戦 暫定王者 イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)<12回戦>同級6位 平岡アンディ(大橋)(2024年9月3日 東京・有明アリーナ)

 プロボクシング・ダブル世界戦のアンダーカードでWBA世界スーパーライト級挑戦者決定戦が行われ、元日本&WBOアジア・パシフィック同級王者の平岡アンディ(28=大橋)がWBA同級暫定王者イスマエル・バロッソ(41=ベネズエラ)に9回2分58秒TKO勝ちした。平岡の戦績は24戦全勝19KO。

 日本ボクシングコミッション(JBC)はWBA暫定王座を基本的に認めていないため、今回の平岡は暫定王者への世界挑戦とはならない。平岡が勝ったため暫定王者は消滅し、平岡は正規王者ホセ・バレンズエラ(26=米国)への挑戦権を得た。

 平岡がついに世界挑戦の道を切り開いた。平岡が先に右ジャブから攻め、元WBA世界ライト級暫定王者のバロッソがブロックとスエーのディフェンスからロングフックのカウンターで反撃し、逆にプレッシャーをかける展開。しかし、出てくるバロッソを食い止めるジャブと、カウンターに返す右フックで平岡は主導権を譲らなかった。6回には引っかけるようなカウンターの右フックでダウンを奪取。7回終盤には右アッパーから細かいパンチでたたみかけた。8回には左ストレートを被弾も、9回終了間際に左ストレートからの連打で2度ダウンを奪うと、バロッソ陣営が棄権を申し入れた。

 ガーナ系米国人の元アマチュアボクサー、父ジャスティス・コジョさんの手ほどきで、4歳からボクシングを開始。小学生の頃には「さんまのSUPERからくりTV」にも出演した。アマを経て13年12月にプロデビューし、新人王、日本ユース王者、日本王者と着実に階段を上がってきた。世界挑戦に備えて昨年6月にWBOアジア・パシフィック王座を返上。今春には渡英して世界ランカーらを相手に約1カ月間、スパーリングを重ねた。

 試合後のリング上のインタビューでは「パスしなければいけないステージでプレッシャーもありましたが、父と大橋ジムのチームのみなさんで頑張ってきたので、勝つことは確信していました。作戦どおりに試合を進めることができた。勝ててホッとしている」とコメント。最後は英語で「バレンズエラ、待ってろよ」と王者に宣戦布告した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください